復興記念館　絆

東日本大震災の翌日、２０１１年３月１２日未明、長野・新潟県境付近を震源とする、マグニチュード6.7、震度６強の地震が栄村を直撃し、激しい揺れが村を襲いました。

暗闇の中で家屋は傾き、道路は寸断され、村の８割の人々が避難を強いられましたが、震災直後から多くの人々によるボランティアや義援金、物資の支援をいただき、復旧も早い段階で行うことができました。

今後もこの未曾有の災害を忘れることなく、後世に伝えていくために記録を残し防災意識をいつも持ち続けていけるよう、復旧・復興の記録の展示室を整備しました。また、村内の観光情報の発信、子育て世代の皆さんが情報交流できる子育て支援ルーム、林業関係団体が利用するスペースも設けた複合施設となっています。

震災を通じて応援していただいた全国の皆さんと村民同士の「絆」が深まった経験から、本施設の愛称を「絆(きずな)」としました。